【うんちく】体操競技のムーンサルトには二種類ある

月

体操競技の技の中にムーンサルトと呼ばれる大技があります。

別名『月面宙返り』。

他でも無い開発者は日本の塚原光男選手。

ミュンヘンオリンピック器械体操団体の自由演技、鉄棒の降り技で初めて発表されました。

ツカハラの発表は体操日本の全盛時代の快挙のひとつ。

ムーンサルト登場以降、体操競技の技のバリエーションは大きく広がりを見せます。

そんな偉大な発明である月面宙返り。

ムーンサルトには二種類あるのです。

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二種類のムーンサルトの見分け方

ムーンサルトは後方2回宙返り2回ひねり。

すなわち、後ろ向きに2回宙返りする間に1回ひねれば全部ムーンサルトといえます。このひねり方が2種類あります。

こっちが本家!ハーフインハーフアウト

後方2回宙返りの1回目に半分ひねり、残りの1回で更に半分ひねるのがハーフインハーフアウトと呼ばれるムーンサルト。塚原選手が鉄棒競技で発表したムーンサルトはこの技です。なので、本家ムーンサルトはこの技になります。

現在主流のムーンサルト

一方、現在の体操競技で多く見られるムーンサルトは1回目の宙返りで1回ひねってしまいます。こちらの方が技の難易度としては難しく無いために多く採用されている技です。

個人的には、ゆっくりと木の葉が舞うが如く回転する本家ムーンサルトがより月面宙返りの印象が強いのですが、皆さんのお考えはどうでしょうか?。

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