第一巻でひきずり込まれた「僕だけがいない街」三部けい

久々に引きずり込まれたコミックのご紹介。

友人の勧めで読まされたコミックが「僕だけがいない街(三部けい)」。友人は散髪屋さん、そろそろ頭が爆発した感じになったので髪を切りに行くと待ち時間が小一時間ありまして。近くに何にも無いので週刊ポストや少年ジャンプなんかを読みながら暇をつぶすのがいつもの僕。でも、今回に限って「僕だけがいない街」を勧められたので読んでみる事に。やる事無いし・・・。

話は、売れない漫画家が持つ再上映(リバイバル)という能力。これは、誰かの危険を察知すると、その危険から救えない限り何度でも数分前に戻るという能力。自分には全く利益にならない能力に面倒さを感じながらも人を救ってしまう日常。

そして、主人公が小学生時代に遭遇した過去の忌まわしい事件が縺れ合いながらも話は進行して行きます。ジャンルとしてはタイムループSFミステリーとでも呼びましょうか。僕がタイムループ作品が好きなのでドストライクな物語の設定です。

1巻終盤で話は急展開します。中盤に登場する母親。主人公にとって鬱陶しくも優しかった最愛の母の死を切欠に、あの事件のあった小学生時代へと再上映(リバイバル)してしまう主人公。30手前の記憶を持ちつつランドセル姿の小学生に戻った場面で1巻が終了。

もうね、カミングスーン出来まへん、読みたいわ2巻。2巻に手が届いたところでタイムアウト。

「お待たせぇ~。次どうぞぉ~www。」

お待たせぇ~。じゃねぇ~わ。2巻読ませろ!。そう、心の中で思いつつもこの日は1巻で諦めて散髪椅子に座りました。

「僕だけがいない街」を書いた三部けいさんの頭が良い人なんだなぁ、そう感じた1巻。散髪が終わったら座り込んでやろうかとも思いましたが、お客さんが込んでいたのでネットカフェで続きを読もうと心に誓いました。

「僕だけがいない街」は今年初めてのお奨め漫画です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク