「つま先、あご、脇やめろ!ドリルせんのかぁ~い!」すっちー&吉田のアノ棒は奇跡の一本だった!

ちくびドリル

「つま先、あご、脇辞めろ!ドリルせんのかぁ~い!」

今、小学生を中心に爆発的な人気を誇るすっちー&吉田裕(吉本新喜劇)の「ちくびドリル」と呼ばれるギャグ。

つま先、顎、脇、乳首の四つの部位をシバきながら行われるギャグは3~4分間行われ、ギャグの域を超えて一つのネタとしても十分通用する。YouTubeでも数多く動画がアップされているので、一度見ればその面白さがご理解頂けるだろう。

ちくびドリルのパターンも新喜劇の回を増すごとに様々な変化を見せ、客を飽きさせないよう進化中だ。まだまだ発展の余地を十分に見せる為、数年に渡って息の長いギャグとなりそうだ。

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その棒の名前は巻きざっぱ

そんな「ちくびどりる」に必要不可欠な小道具と言えば、くにゃくにゃの曲がる茶色の棒だ。この棒は、「巻きざっぱ(まきざっぱ)」と呼ばれるお笑い界ではメジャーな小道具である。

2015年2月13日に放送された探偵ナイトスクープによると、「ちくびドリル」で使用される「巻きざっぱ」は特別に「ドリざっぱ」と呼ばれているそうだ。

ドリざっぱは奇跡の一本

これは難波グランド花月の進行が職業の舞台の裏方さんが、10年程前に作られて傷んでいた色んな素材の古い巻きざっぱを手当たり次第に解いて作り直したもの。

偶然にも、叩いた時の甲高い音も良く響き、叩かれても痛くないドリざっぱは、他の巻きざっぱとは全く違う奇跡の一本と呼ばれている。過去にドリざっぱの代用品として使われた事のある、ドリざっぱに近い感触の巻きざっぱは仮ざっぱと呼ばれている。

2本目のドリざっぱは未だ誕生してはいない

この日放送された探偵ナイトスクープの依頼は、二代目ドリざっぱの開発。様々な角度からドリざっぱ作りを挑んだものの、結局、オリジナルドリざっぱには及ばなかった。

その中でも最もオリジナルに近い一本が、いつか師匠(ドリざっぱ)を超えるだろうという願いを込めて「弟子ざっぱ」として合格を果たした。

今は一発ネタも使い捨ての時代。ですが、小道具一本にも拘る姿勢があったからこそ、いまの「ちくびドリル」があるのかも知れません。

お笑いの世界も奥が深いものですね。

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