さぁ~釣りのシーズンはこれからが本番!。手軽で簡単な獲物の中でもサヨリは釣りの入門として最適。サヨリは群れで泳いでいるので一旦集まりだしたらもう入れ食い。秋刀魚サイズのサヨリは知恵がついているの合わせのタイミングなど多少のテクニックが必要ですが、鉛筆サイズならエサを付けなくても釣れてしまうんです。
群れで移動する回遊魚なので集まって来た数分から数十分の間が勝負ですが、熟年世代の女性でも調子が良ければ100匹近く釣り上げて帰るというお手軽さが人気の秘密。折角の大漁のサヨリも持ち帰り方次第で味が大きく変わります。今回は美味しいサヨリの持ち帰り方のお話です。
釣れた瞬間からが勝負!サヨリの処理方法
魚は暴れるほど味が落ちる
全ての魚に言える事ですが釣り上げた魚は暴れるほど味が落ちます。もがき苦しむほど味が落ちると言い換える事も出来ます。ですから釣り上げたらいち早く絞めます。
サヨリの絞め方
サヨリを最も早く絞めるなら、
エラの部分から一気に骨を折る
これで短時間に絞める事が出来ます。初心者は可哀想な気持ちが先に働いてそれが出来ません。最後は食べるのですから遅かれ早かれサヨリの命を奪う事には変わりありません。でも、やっぱり出来ないですよね。僕も最初はそうでした。
そんな時はサヨリを入れるバケツやクーラーに海水と氷を入れ、その中に釣り上げたサヨリを入れて行きます。これが『氷締め』と呼ばれる方法です。瞬間的にサヨリは死んでしまうので鮮度を保つ事が出来ます。夏場は気温が高いので小まめに氷を追加して水の温度を低温に保つようにしましょう。
サヨリ釣りに慣れている夫婦は、旦那が釣り上げたサヨリを奥さんがその場で頭を包丁で飛ばし内臓処理をして氷に漬けている方も。釣り場で料理の下処理をしてしまうので、家に帰ってからの仕事が大幅に短縮されます。こうなるともう、プロですねプロwww。更に上級の奥さんはハサミでサヨリの頭を飛ばしていました。
まとめ
サヨリが釣れたら、
- 暴れさせない事
- 直ぐに冷やす事
この2つを意識すると美味しいサヨリを家庭に持ち帰る事が出来ますので、是非覚えておいて下さいね。レジャーと言えども命を奪うのですから、感謝しながら美味しく頂きましょう。ちなみに、サヨリ釣りのエサと仕掛けについても書いてみました。
もう入れ食い!サヨリの釣り方
大人の釣りは基本的に大物狙い。収穫ゼロでも辞さない覚悟で荒海に挑むもの。そこに釣人のロマンがあります。しかし、家族サービスを前提にしたレジャーフィッシングは『子供でも釣れる!』必要があります。この条件を満たすには、群れを成して回遊するアジやイワシがオススメ。その中でも初心者が十分釣りを楽しめるサヨリは人気の高い魚です。今回は、サヨリ釣りの準備と仕掛け、美味しく持ち帰る方法をご紹介します。そして、もっと凄い強者の話も後ほど(笑)。
ぴぴ『休日は子供と!簡単に出来るサヨリ釣りの仕掛けと釣り方』より引用
サヨリの釣り方はぴぴさんでエサと仕掛けなどを詳しく書かれていますのでそちらをご参考にしてみて下さい。
サヨリが釣れ過ぎた時の為に
潮が良ければサヨリはびっくりするくらい釣れます。そして、釣れていると面白くてドンドン釣ってしまいがち。事前にサヨリをもらってくれる友達やご近所さんを確保しておくと安心です。命を粗末にしないためにも食べ切れなくて捨ててしまうなんて事にならないようにしましょうね。